プレー中のルール

プレーの妨げ(ヒンダー)があったらやり直し

隣のコートからボールが転がってきたなど、プレーヤーのせいではない妨げがあったら、誰でもヒンダーをコールでき、そのラリーはやり直しになる。

プレーヤーのせいではない、一時的な出来事でプレーが妨げられることを ヒンダー といいます。ヒンダーがあったら、そのラリーは やり直し です(9.C, 9.C.2)。

SPRR隣のコートから「ボール!」→ やり直し
隣のコートからボールが入ってきたら、ヒンダーとしてラリーをやり直す。ボールを入れた側は「ボール!」と知らせる

ヒンダーになるもの

ルールブックの用語の説明では、次のような例が挙げられています(9.C、2章の定義「Hinder」)。

  • 隣のコートから転がってきたボール
  • 飛んできた虫
  • コートに入ってきた物(飛ばされてきた紙など)
  • ほかのコートのプレーヤーや審判が入ってきて、ボールを打つのを邪魔された

ヒンダーにならないもの

ネットポスト、フェンス、照明など、いつもそこにある物 はヒンダーになりません(9.C、2章の定義「Hinder」「Permanent Object」)。ボールが当たったときの扱いは、ふつうのルールどおりです(7.E.3, 10.C.4, 10.C.5)。

誰が、どうやってコールする?

どのプレーヤーでも ヒンダーをコールできます(9.C.1)。コールした時点でラリーは止まり、点は入らず、同じスコアと同じサーバーでやり直します(9.C, 9.C.2)。

コールのときの言葉や合図は、ルールブックでは決まっていません(9.C)。英語圏のプレーでは「hinder(ヒンダー)」という言葉がよく使われています(PlayPickleball)。ボールが入ってきたときは、ボールを入れた側の人が「ball」「ball on court」と声をかけることも、すぐにプレーを止めることもすすめられています(Selkirk)。

よくある質問

Q. ボールがコートに転がってきたけれど、プレーには関係なさそうだった。止めてもいい?

ルールでは、どのプレーヤーでもヒンダーをコールできます(9.C.1)。ボールを踏んで足首をけがするおそれがあるので、すぐにプレーを止めるようにすすめる解説もあります(Selkirk)。一方で、USA Pickleball のスポーツマンシップガイドは、やり直しを求めるのはヒンダーがプレーに影響したときだけにするよう書いています(USA Pickleball)。審判がいる試合では、審判がヒンダーと認めなければ、止めた側のフォルトになります(20.H, 20.H.1)。

出典と確認状況

ルールブック
USA Pickleball Official Rulebook(2026年版)
条項
9.C, 9.C.1, 9.C.2, 7.E.3, 10.C.4, 10.C.5, 20.H, 20.H.1
適用
USA Pickleball
施行日
2026年1月1日
最終確認日
2026年10月10日

根拠の見分け方:(8.F.4)のような番号はルールブックの条項、リンクは外部の出典です。「運営者メモ」は運営者の経験です。

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