フォルトとマナー
ラインコールのマナー
自分の側のラインは自分たちでコールする。すき間がはっきり見えたときだけアウト。迷ったときや、パートナーと意見が割れたときはイン。
審判がいない試合や、審判はいても線審がいない試合では、プレーヤーが自分で ラインコール をします(8.A, 19.B)。基本の考え方は 「迷ったら相手に有利に」 です(8.D)。
自分の側をコールする
- 自分たちのコートに落ちたボールは、自分たちがコールします(8.A)
- ダブルスでは、2人のどちらがコールしてもかまいません(8.A)
- 相手のコートに落ちたボールは、相手がコールします(8.A)
すき間が見えたときだけアウト
- ボールとラインの間に すき間がはっきり見えたとき だけ、アウトとコールできます(8.E)
- 見えなかったとき、自信がないときはインです(8.D)
パートナーと意見が割れたら
1人が「アウト」、もう1人が「イン」と見たら イン です(8.H)。2026年の改正で、この場面は「2人の判定が食い違ったとき(conflict)」とはっきり書かれるようになりました(USA Pickleball)。
相手に聞いてもよい
自分たちがよく見えなかったときは、相手に意見を聞けます(8.I)。
- 相手がはっきり判定したら、それに従います(8.I)
- 相手も分からなければ、自分たちの最初のコールのままです。コールしていなければインです(8.I)
- 聞けるのは、次のサーブが打たれるまでです(8.I)
観客には聞かない
まわりで見ている人に判定を聞いてはいけません(8.J)。2026年の改正で「聞くべきではない(should not)」から「聞いてはいけない(must not)」に強まりました(USA Pickleball)。
アウトのコールはすぐに
- アウトのボールを打ち返したとき → 相手が打つ前か、ラリーが終わる前にコールします(8.F.3)
- 打ち返さなかったとき → ボールが落ちたら、すぐにコールします(8.F.3)
2026年の改正で、打ち返さなかったときも「すぐに」コールすることになりました。以前は、次のサーブまでならコールできました(USA Pickleball)。
自分に不利な訂正はOK
「アウト」とコールしたあとで、本当はインだったと気づいたら、自分たちに不利になるように訂正できます(8.G)。
コールのしかた
アウトだと判断したら、すぐに 相手に伝えます。伝え方は次のどれかです(8.F)。
- 声で「アウト」と言う
- 手で合図する
- 声と手の両方
自分でボールを打ち返した場合は、相手が次に打つ前(またはラリーが終わる前)にコールしないと、プレーはそのまま続きます。ボールを見送った場合は、すぐにコールすれば、ラリーが終わったあとでも認められます(8.F.3)。
出典と確認状況
- ルールブック
- USA Pickleball Official Rulebook(2026年版)
- 条項
- 8.A, 8.D, 8.E, 8.F, 8.F.3, 8.F.4, 8.G, 8.H, 8.I, 8.J, 19.B, 19.C.1, 19.C.2, 19.C.3
- 適用
- USA Pickleball
- 施行日
- 2026年1月1日
- 最終確認日
- 2026年10月10日
根拠の見分け方:(8.F.4)のような番号はルールブックの条項、リンクは外部の出典です。「運営者メモ」は運営者の経験です。