サーブ
サーブの打ち方(ボレーサーブとドロップサーブ)
サーブはボレーサーブかドロップサーブ。ボレーサーブは腰より下で、パドルを下から上へ振って打つ。ドロップサーブはボールを落として、バウンドさせてから打つ。
サーブの打ち方は ボレーサーブ と ドロップサーブ の2種類です(7.C, 7.D)。ボレーサーブは、腰より下で、パドルを下から上へ振って打つ決まりなので、テニスのように上から打ち下ろすことはできません(7.C.1, 7.C.3)。
ボールの離し方(どちらのサーブも共通)
- ボールは片手で離すか、パドルから落とす(7.B.1)
- 離すときに、手やパドルでボールに回転(スピン)をかけてはいけない(7.B.2)
- ボールを離すところが、レシーバー から見えるようにする(7.B.3)
パドルで打った瞬間にかかる回転は問題ありません。禁止されているのは、ボールを離すときにかける回転 です(7.B.2)。
ボレーサーブ(ノーバウンドで打つ)
打つ瞬間に、次の3つをすべて満たす必要があります(7.C)。
- パドルが下から上へ弧を描くように動いている(7.C.1)
- パドルの先(一番高いところ)が、手首より上にない(7.C.2)
- ボールを打つ位置が、腰より下(7.C.3)
フォアハンドでもバックハンドでもかまいません(7.C.4)。3つのうち1つでも満たしていなければ フォルト です(7.C.5)。
2026年の版では、3つの条件のすべてに「はっきり(clear / clearly)」という言葉が入っています(7.C.1, 7.C.2, 7.C.3)。USA Pickleballは、この言葉を加えたことで、より強く、取り締まりやすいルールになったと説明しています(USA Pickleball)。
ドロップサーブ(一度バウンドさせて打つ)
- ボールを自然な高さから落とし、バウンドさせてから打つ(7.D, 7.D.1)
- 投げ下ろしたり、押し出したり、放り上げたりしてはいけない(7.D.2)
- バウンドの回数や、バウンドする場所に決まりはない(7.D.3, 7.D.4)
- フォアハンドでもバックハンドでもかまいません(7.D.5)
よくある間違い
- 手でボールをひねって離し、回転をかける → 認められません(7.B.2)。相手は、リターンする前ならサーブのやり直しを求められます(7.B.2.a)
- ボレーサーブで、パドルが横向きに振られている → 下から上への動きがはっきりしないと、フォルトになります(7.C.1, 7.C.5)
よくある質問
Q. ドロップサーブで、ボールをほんの少しだけふわっと浮かせてから落としてもいい?
いいえ、フォルト です(7.D.6)。ドロップサーブでは、ボールを離すときに どの方向にも押し出してはいけない という決まりがあります(7.D.2)。上に浮かせるのも、押し出したことになります。ボールは、押し出さずに離すだけです(7.D.2)。
Q. 落とす高さに決まりはある?
自然な(道具などの助けを借りない)高さから落とす決まりです(7.D.1)。何cmといった具体的な数字は、ルールブックには書かれていません。
出典と確認状況
- ルールブック
- USA Pickleball Official Rulebook(2026年版)
- 条項
- 7.B, 7.B.1, 7.B.2, 7.B.2.a, 7.B.3, 7.B.3.a, 7.C, 7.C.1, 7.C.2, 7.C.3, 7.C.4, 7.C.5, 7.D, 7.D.1, 7.D.2, 7.D.3, 7.D.4, 7.D.5, 7.D.6
- 適用
- USA Pickleball
- 施行日
- 2026年1月1日
- 最終確認日
- 2026年10月10日
根拠の見分け方:(8.F.4)のような番号はルールブックの条項、リンクは外部の出典です。「運営者メモ」は運営者の経験です。